私たちコープおおいたは持続可能な災害支援、被災者支援活動を展開していくため、有事に備えて、人材育成とネットワークづくりをコープおおいたの災害支援方針として策定しました。この度、幅広い災害支援・被災者支援活動を展開し、全国の災害支援ボランティア団体（JVOAD）、県・市町村および社会福祉協議会とも連携している「特定非営利活動法人リエラ（日田市拠点、代表理事：松永鎌矢氏）」に、コープおおいたの職員を2021年３月１日付で研修生として６カ月間派遣します。

コロナ禍における「令和２年７月豪雨」の発災において、これまでにないほど錯綜する情報と感染症対策を伴う支援活動の困難さに直面しました。被災者の状況は、一人ひとり実情が違い、支援活動は画一的ではなく、その実情に沿った柔軟性が求められます。そのためには、被災者の声を拾い、吸い上げていく平時からの交流と、有事の際は迅速に状況判断し、組織全体に指示をつたえるノウハウが大切になると考え、災害支援に特化し、最前線で活躍しているNPO法人リエラ様へ職員の研修派遣の受け入れをお願いしました。

帰任後は、学んだ知識や経験をコープおおいた災害普及支援メンバーへひろげ、コープ全体の支援活動をリードする存在として従事します。